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手を繋ごう〜愛憎II〜
第18章 言い争い
「唯ちゃんがそんな人だと思わなかったよ。オーボエ楽しく吹ければそれで良いじゃん!」
そう言う萌に
「それで脚光を浴びるのはいつも萌じゃない!」
唯は応戦する。
ゆうはそれを聞いて、
「それは凄く悪いなって思う。次のコンクールでは…」
と続ける時に
「そんなんじゃ私納得出来ません!」
と唯が言う。
萌は
「そしたら私にどうしたら良いって言うのよ!」
そう言うと、唯が、冷めた目をして
「吹奏楽部、辞めて」
と言う。
萌はずきんと、胸が痛む。
そこで外から
「はぁ?」
と言う声が聞こえて来た。
その声を毎日の様に聞いている萌はホッとした表情を浮かべる。
ガラリと誠がツカツカと入り、
「唯ちゃん。唯ちゃんさ、どれだけ萌がオーボエ好きか分かってるんだよね?」
その言葉に唯は俯き
「…そうだけど」
と答える。
「まずは榎本とオーボエ切り離そうぜ。話はそれからだ。」
と、誠は言う。
「な、なんで榎本くんがそこに出てくるのよ」
と、誤魔化し笑いを浮かべながら言う唯に
「バレバレなんだよ。お前ら。俺らをなんかしようって言うの計画してなかったか?」
そう言う誠に唯はピクリと顔を動かしつつ
「何言ってんのよ。そんな事榎本くんと話はしたこともないわよ」
と言う。
(やっぱり一回くらいの事で、引き出すのは難しいのかな…)
萌は思い、
「唯ちゃん…ホント残念だったよ…私、唯ちゃんの事友達だと思っていたのに…」
そう言う萌に
「私は貴女の事前から友達だなんて思ってなかったわよ!榎本くんに告白されてキープしようとしてたんでしょ?この男好き!」
と返す唯に悲しさが襲い、頰をパシン!!と叩く。
そう言う萌に
「それで脚光を浴びるのはいつも萌じゃない!」
唯は応戦する。
ゆうはそれを聞いて、
「それは凄く悪いなって思う。次のコンクールでは…」
と続ける時に
「そんなんじゃ私納得出来ません!」
と唯が言う。
萌は
「そしたら私にどうしたら良いって言うのよ!」
そう言うと、唯が、冷めた目をして
「吹奏楽部、辞めて」
と言う。
萌はずきんと、胸が痛む。
そこで外から
「はぁ?」
と言う声が聞こえて来た。
その声を毎日の様に聞いている萌はホッとした表情を浮かべる。
ガラリと誠がツカツカと入り、
「唯ちゃん。唯ちゃんさ、どれだけ萌がオーボエ好きか分かってるんだよね?」
その言葉に唯は俯き
「…そうだけど」
と答える。
「まずは榎本とオーボエ切り離そうぜ。話はそれからだ。」
と、誠は言う。
「な、なんで榎本くんがそこに出てくるのよ」
と、誤魔化し笑いを浮かべながら言う唯に
「バレバレなんだよ。お前ら。俺らをなんかしようって言うの計画してなかったか?」
そう言う誠に唯はピクリと顔を動かしつつ
「何言ってんのよ。そんな事榎本くんと話はしたこともないわよ」
と言う。
(やっぱり一回くらいの事で、引き出すのは難しいのかな…)
萌は思い、
「唯ちゃん…ホント残念だったよ…私、唯ちゃんの事友達だと思っていたのに…」
そう言う萌に
「私は貴女の事前から友達だなんて思ってなかったわよ!榎本くんに告白されてキープしようとしてたんでしょ?この男好き!」
と返す唯に悲しさが襲い、頰をパシン!!と叩く。