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手を繋ごう〜愛憎II〜
第19章 お料理の時間
「明日、ゆうちゃんにも謝っておかなきゃ…」
そう言う萌に
「ゆうちゃんなら分かってくれるよ」
と返す誠。
誠はハッと思い出した様に
「今日、皆に現状報告してなかったな…」
と言った。
警察に巡回してもらい登校や放課後時間不審者がいないかどうか、警戒態勢を敷いた事や、榎本豊のことなど話す事は沢山だ。
その現状報告に参加すらさせて貰ってなかった萌は
「それ、次回から参加させて貰っても良い?」
と、言う。
誠は考えるように
「その方がいいかもな」
と、呟くように言い、携帯電話を取り出した。
「LINEでグループ作って、集まる時はこれでやり取りしてたんだ」
と言う誠に
「全く気が付かなかったんだけど」
と、少し怒ったように言う萌。
「ああ、もうほんっとごめん。みんなに緘口令敷いてたから、情報を漏らさないようにしてたんだ」
と、誠は言った。
「メンバーは…」
「ご存知な通りのあのメンバープラス、亮先輩」
と言う誠。
「え!亮先輩もそうだったの?」
と言う萌に
「うん。ちょうど、相談したのが亮先輩で、その後隆さんが来たんだ。」
と誠は話す。
「それで紘くん達は…?」
「ああ、その後、俺が呼び出し掛けてみんなに協力して貰ってた。」
「…そうだったの」
萌には自分がいない所で話が繰り広げられていた事に複雑な思いを抱いていた。
「しっかしゆうちゃんの勘はすげぇな。俺びっくりしちゃった」
と、クスクス笑う誠。
「…まこちゃんは特に笑い事じゃないと思うけど」
と、怒ったように言った後
「それだけ、みんなのことを良く見てるって事だろうね。」
と言う萌に
「当たって欲しくないっていっつもぼやいてたぜ」
と、笑いながら言った。
そう言う萌に
「ゆうちゃんなら分かってくれるよ」
と返す誠。
誠はハッと思い出した様に
「今日、皆に現状報告してなかったな…」
と言った。
警察に巡回してもらい登校や放課後時間不審者がいないかどうか、警戒態勢を敷いた事や、榎本豊のことなど話す事は沢山だ。
その現状報告に参加すらさせて貰ってなかった萌は
「それ、次回から参加させて貰っても良い?」
と、言う。
誠は考えるように
「その方がいいかもな」
と、呟くように言い、携帯電話を取り出した。
「LINEでグループ作って、集まる時はこれでやり取りしてたんだ」
と言う誠に
「全く気が付かなかったんだけど」
と、少し怒ったように言う萌。
「ああ、もうほんっとごめん。みんなに緘口令敷いてたから、情報を漏らさないようにしてたんだ」
と、誠は言った。
「メンバーは…」
「ご存知な通りのあのメンバープラス、亮先輩」
と言う誠。
「え!亮先輩もそうだったの?」
と言う萌に
「うん。ちょうど、相談したのが亮先輩で、その後隆さんが来たんだ。」
と誠は話す。
「それで紘くん達は…?」
「ああ、その後、俺が呼び出し掛けてみんなに協力して貰ってた。」
「…そうだったの」
萌には自分がいない所で話が繰り広げられていた事に複雑な思いを抱いていた。
「しっかしゆうちゃんの勘はすげぇな。俺びっくりしちゃった」
と、クスクス笑う誠。
「…まこちゃんは特に笑い事じゃないと思うけど」
と、怒ったように言った後
「それだけ、みんなのことを良く見てるって事だろうね。」
と言う萌に
「当たって欲しくないっていっつもぼやいてたぜ」
と、笑いながら言った。