この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
手を繋ごう〜愛憎II〜
第22章 事件
「ごめん、まこちゃん、紘くんあともう少しの辛抱だから、こうしててくれるかしら?」

と言う言葉に誠と紘は頷く。


唯は

「離せって言ってんでしょっ!」


と、興奮状態で言っているが、男二人がかりで拘束してるせいもあり、ビクともしない。

「何されたか…嘔吐とかしないで良かったけど…恐らく…」

ゆうは何か考えてるそぶりを見せた所で、救急隊がやって来た。


「やめてぇー!やめて!やめてぇぇぇー!!」

拘束具で、手足を縛られ、ようやく誠と紘は解放される。

鎖は、ゆうが状況を的確に伝えてるのか救急隊員が持って来た、チェーンカッターで切られ、全裸と言うこともあり、毛布で包まれる。

ガタガタと唯は暴れながらも、救急搬送される時に英語教諭にゆうが

「後で行きますので、付き添いお願いできますか?恐らく脱法ドラッグの症状です」

と、言うのを

英語教諭が

「脱法…!?」

と目を剥くが、そのまま救急隊員に走って状況を伝えに行った。


誠は呆然した顔で

「マジかよ…」

と、呟いている声のみで、誰も声がでない状態だった。



萌は外でガタガタ震えていた。

何故なら救急隊員に搬送されて行った際、唯に鋭い目つきで睨まれたからだ。

涙が止まらない。


目に焼き付いてる唯の姿。
怖い…。
怖い…。

と、思っていた際、ふわりと後ろから抱き締める手が出て来た。

「萌…」

誠だ。

萌は振り返り抱き締め返した。
/268ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ