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手を繋ごう〜愛憎II〜
第3章 パニックな朝と懸念
月曜日、ゆうは職員室での職員会議を終え、自分のクラスでのHRを行おうと、廊下を歩いていた。

(??なんか騒がしい声が聞こえるわね…)

どこだろう…そう思っていると、その騒がしい声は

(うちのクラスじゃないっ!!)

ガラッと教室を開けて、
「みんなおはよーう!」

と言っても、一部の生徒は気付いてるが、騒がしいクラスに学級日誌などを抱えていた仕事道具をボンッと力を込めて

「みんな?おはよう。」

と、いつもとは違う笑顔でゆうは挨拶してみる。

シーン…とした教室の生徒は静かに席に戻って行った。

「みんな、何に騒いでたの?」

と、聞くと

誠の友人の筈の望月紘が

「川中誠くんと高橋萌ちゃんが付き合い始めたそうでーす!」

と言う声で、また騒がしくなる生徒。

(まぁ、まこちゃんの方はバルバレだったから、そうなっても当たり前だと思うけど…こんなに騒ぐかしら…?)

事の成り行きを知っているゆうは、疑問を覚え

「それで騒いでたの?」
と聞く。

誠は慌てて、紘を止めようとしてる様子で

「紘、そ、それいじょ…!!」

と、誠が制止する前に

「誠くんと萌ちゃんが電車の中で熱烈キスしていたのを目撃したからでーす!!」

と、紘は答える。

ピシ…ッと固まるゆうに項垂れる誠。

ゆうは教卓をまたボンッと、先ほどより力一杯に書類らを叩きつけ


「川中誠!高橋萌!!HR終わったら職員室に来なさい!!!」

と、叫んだ。
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