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手を繋ごう〜愛憎II〜
第3章 パニックな朝と懸念
それより、約1時間前、萌はプラットホームで電車を待っていた。

付き合う前から決められていた

「電車の一番前の窓際に待っていて」は、
付き合った今でもお互いのルールになっている。


しかし…

(下腹と腰が痛いよぉぅ…)

ズキズキと痛み、腰に手を当てていた。

実に濃厚な三日間だった。

萌は日曜の夜に帰ったが、

初めてのセックスのあと、二回もし
その朝、萌が起きる前からずっと体を触りまくっていたらしく、興奮状態の誠が、「ラブホ出来なかった洗いっこしてあげる」と言われ、拒否したが風呂場から出て来て一回。
勉強が一息ついた時に誠が貸してくれたまことのぶかぶかルームウェア姿が可愛いとか何とか言って、拒否したが、一回。
夕飯を作る時に襲われて、拒否したが一回。
寝る前に、ここら辺でもう諦めて一回。
勉強は離れてしていたけど、テレビとか見るときは必ず誠のあぐらの上に乗せられ、むにむにと胸を揉まれっぱなし。

そして、三日目。
シャワーを浴びると言う萌に無理矢理着いてきて、シャワーから出て来てそこで一回…。

そこで

「もう、今日はエッチなし!!」

と、誠に指一本触れさせなかったのだ。


(流される私もいけないんだけど、まこちゃん、なんで、ホントあんなにテクニシャンなんだろう…)

何故かあの指と舌には私は勝てない。

萌はそう思う。

(ホントセフレとかいなかったのかな?)

でも

(疑ったらいけない…電車の中で弄り合いしたら、まこちゃん、感じて、吐息漏らして真っ赤になっちゃって…射精したんだもん…。私、ハウツー見ただけなのに)

そう思っていたら、電車が来た。

電車に乗ると、窓際に

「おはよ、萌。」

と言う誠の姿がある。

こちらは、先週までと違い、朗らかな顔をして、こちらを見ている。

萌はその顔が憎らしくなり


「腰と下腹が痛いんだけど…」
と言った。

誠は慌てた顔をして、

「ごめん!やり過ぎた!」


と、申し訳なさそうな顔をしている。


「まこちゃん…今度からエッチやめよ……?」

げんなりする萌に

更に慌てた誠は

「ごめんっ!!今度は優しくするから!!」

と、更に申し訳なさそうに言って来た。


「じゃあ…まこちゃん、お仕置きね…」

目を細めて言う萌に

「な、何すんのっ!?」

と言う誠。


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