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手を繋ごう〜愛憎II〜
第27章 静かな日常と影
誠はふぅぅぅーとため息を吐き、ゆう先生が出て行くのを見ていた。

(そいや、萌に持たせよう…)

あるものを思い出し、

(萌ちゃん子どもじゃないけどな…)

と、クスクス笑いながら

今団体行動をしているが、いつ何時、何かあった時の為に、放課後行こう…そう思っていた。

紘と波留が、こちらにやって来て、ポンッと肩を叩き、

「まこちゃん、カッコ良いー!」

「まこちゃん、さっすがー!!」

と言うのに、顔を赤らめて

「うっせぇよ!」

と言いつつ、

「あのさ、学校終わったら、寄りたいところあるんだけど、良いか?」

と、誠が話すのに、紘と波留が

「良いぜ。お前とならとことん付き合っちゃる」

と、ドンと胸を叩き、言うのに、ホッとしながら

「ありがとう…」

と言った。


学校の全校集会で、言われたのは、当分午前授業にし、12月くらいまで、何も無ければ、6時間授業にし、段階的に活動時間を上げて行く…と言う内容だった。

冬休みと春休みに補講が出て来るらしい。

生徒達は、

「マジかよー」

と、言いつつ、

「でも、当面学校早く終わるんなら良くね?」

と言う結論に至ったようで、取り敢えず誠はホッとしながら、萌と手を繋ぎながら、教室に戻ろうとしたら、萌が

「待って」

と、言い、階段の下へ誠の手首を掴み、ズンズンと進んでく。

誠は

「な、なした?」

と言いつつ、萌の足を止めようとせずに階段の下までやって来た。

壁にトンと、萌は誠を押す。

「おいおい、逆壁ドンはされたくないんだけど…」

と言っていたら、

きゅっ…と、誠を萌は抱き締める。

「ありがと。まこちゃん」

そう言う萌に

「何がぁ」

と言いながら、体制逆転をして、萌を壁に優しく押し付ける。

「まこちゃんいなかったら、教室荒れて、更にパニックになってただろうし…」

と漏らす萌に、誠は

「ご褒美頂戴…」

と、深くキスをする。

誠の性なのかなんなのか分からないが、もみもみと胸を揉みだす誠。

「あぁ…なんで、ここ学校なんだろうなぁ」

誠は膨らんで行く股間を意識しながら言うと

「今は空き教室使えないもんね」

と、クスクス笑う萌。
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