この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
some more storys
第1章 井上 未玖
「その時にお父さんに告白されたの?」
「…うん。まぁ断ったけどね。」
「お父さんは、お母さんの中でどういう位置づけだったの?」
「イチ同期仲間。顔はカッコいいけど、結構彼女取っ替え引っ替えって感じで、手が早くて軽いイメージだったから、印象は良くなかったな…楽しく呑む分には席にいて欲しいけど、付き合うとかはナイナイ!って思ってた。」
「…お父さんって若い時そんな感じだったの?全然違う…」
「…それも誤解だったのよ。お父さん、私のことずっと好きでいてくれたみたいでね。でも、私が幸村くんが好きなの解って、吹っ切ろうとして、手当たり次第付き合ってたみたい。ま、モテる人ではあるのよ。」
「へぇ…」
「結局吹っ切ろうとして吹っ切れなくて、付き合ったコからは、ホントに私のコト好きなの⁉︎って直ぐ振られて、の繰り返しだった、って言ってたわ。オンナは鋭いからね。自分に向き合ってくれてる人かどうかとか、何となく判るのよね。」
「…うん。まぁ断ったけどね。」
「お父さんは、お母さんの中でどういう位置づけだったの?」
「イチ同期仲間。顔はカッコいいけど、結構彼女取っ替え引っ替えって感じで、手が早くて軽いイメージだったから、印象は良くなかったな…楽しく呑む分には席にいて欲しいけど、付き合うとかはナイナイ!って思ってた。」
「…お父さんって若い時そんな感じだったの?全然違う…」
「…それも誤解だったのよ。お父さん、私のことずっと好きでいてくれたみたいでね。でも、私が幸村くんが好きなの解って、吹っ切ろうとして、手当たり次第付き合ってたみたい。ま、モテる人ではあるのよ。」
「へぇ…」
「結局吹っ切ろうとして吹っ切れなくて、付き合ったコからは、ホントに私のコト好きなの⁉︎って直ぐ振られて、の繰り返しだった、って言ってたわ。オンナは鋭いからね。自分に向き合ってくれてる人かどうかとか、何となく判るのよね。」