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第7章 北川 樹
風呂から上がって、帰り際にコンビニで買ったビールを、勝手に祝杯と称して、 1本だけ呑んだ。遙の前では呑めなかったし、これからもしばらくノンアル生活が続くはずだから…
今日だけ。
今日くらい、いいよな?
だけど明日は仕事だから、1本だけに留めた俺の自制心、ホント誰か褒めて欲しいわ…
久々に呑んだビールは、めちゃくちゃ美味かった。
翌朝、普通に起きて出勤し、課長に無事産まれたことを報告する。
「北川も父親かぁ〜」
課長が感慨深げに呟き、すぐに総務関係の手続き諸々忘れずにしとけよ、と言われたから、そこは宮本に伝えて準備してもらった。
退院の予定日は土曜日だったから有休を取る必要はなかったけど、役所への届け出諸々があるからどこかで遅刻か早退をさせて貰う、という許可を取る。
普通に仕事をこなし、早めに仕事を切り上げて病院に直行すると、山下が来てたみたいで、遙と山下が談話室に居た。
今日だけ。
今日くらい、いいよな?
だけど明日は仕事だから、1本だけに留めた俺の自制心、ホント誰か褒めて欲しいわ…
久々に呑んだビールは、めちゃくちゃ美味かった。
翌朝、普通に起きて出勤し、課長に無事産まれたことを報告する。
「北川も父親かぁ〜」
課長が感慨深げに呟き、すぐに総務関係の手続き諸々忘れずにしとけよ、と言われたから、そこは宮本に伝えて準備してもらった。
退院の予定日は土曜日だったから有休を取る必要はなかったけど、役所への届け出諸々があるからどこかで遅刻か早退をさせて貰う、という許可を取る。
普通に仕事をこなし、早めに仕事を切り上げて病院に直行すると、山下が来てたみたいで、遙と山下が談話室に居た。