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第8章 芳川 翠
玄くんと付き合ってそろそろ半年が経つ。
もうすぐ私の誕生日。
玄くんの誕生日は再会(と交際スタート)から2ヶ月も経ってなくて。しかも玄くんから聞いたんじゃなく、会社で谷口さんが読んでたお寺の雑誌に偶々玄くんが載ってて、プロフィールで知るっていう微妙な感じで。
リサーチする時間もなくて、もうすぐ、誕生日でしょ、何か欲しいものない?って、聞いたら、何も要らない、翠が一緒に祝ってくれたらそれでいい、と言われて。
2人でケーキを食べに行って終わっちゃった。
ちょうどその頃、イメチェンの読モ企画があったりで、クリスマスには手料理を振る舞ったけど、その時私は高価そうなダイヤのネックレスを貰ってしまって。
バレンタインも、何かあげようと思ったのに手作りのチョコがいい、といわれたから、携帯の料理サイトで調べてナッツたっぷりのブラウニーを焼いたらすごく喜んでくれた。
もうすぐ私の誕生日。
玄くんの誕生日は再会(と交際スタート)から2ヶ月も経ってなくて。しかも玄くんから聞いたんじゃなく、会社で谷口さんが読んでたお寺の雑誌に偶々玄くんが載ってて、プロフィールで知るっていう微妙な感じで。
リサーチする時間もなくて、もうすぐ、誕生日でしょ、何か欲しいものない?って、聞いたら、何も要らない、翠が一緒に祝ってくれたらそれでいい、と言われて。
2人でケーキを食べに行って終わっちゃった。
ちょうどその頃、イメチェンの読モ企画があったりで、クリスマスには手料理を振る舞ったけど、その時私は高価そうなダイヤのネックレスを貰ってしまって。
バレンタインも、何かあげようと思ったのに手作りのチョコがいい、といわれたから、携帯の料理サイトで調べてナッツたっぷりのブラウニーを焼いたらすごく喜んでくれた。