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第8章 芳川 翠
私の誕生日は3月15日。
ホワイトデーの翌日ということもあって、過去に付き合ってたヒトたちは例外なく誕生日兼ホワイトデーのお返し、て感じだったし、クリスマスに高価なモノを貰ってしまった身としては、期待するつもりもなかった。
ていうか、あのネックレス分ペイしようと思ったら何回お祝いしなきゃいけないんだろ、私…って感じだし。
玄くんが、翠の誕生日、平日だけど有休取れるなら俺も予定空けるよ?と言ってくれて。
まだ、年度末でもないし、有休の申請をして、14日の夜から一緒に過ごすことにした。
夕方、会社まで迎えに来てくれて。
レストラン予約してあるから、と連れて来てくれたのはお洒落な創作フレンチのお店。
多分夕飯食べに行くだろうな、と思ってキレイめのカッコはしてきたけど、ドレスコードがあるような本格的なレストランだったらどうしよう、と焦ったら、そうでもなくて安心した。
ホワイトデーの翌日ということもあって、過去に付き合ってたヒトたちは例外なく誕生日兼ホワイトデーのお返し、て感じだったし、クリスマスに高価なモノを貰ってしまった身としては、期待するつもりもなかった。
ていうか、あのネックレス分ペイしようと思ったら何回お祝いしなきゃいけないんだろ、私…って感じだし。
玄くんが、翠の誕生日、平日だけど有休取れるなら俺も予定空けるよ?と言ってくれて。
まだ、年度末でもないし、有休の申請をして、14日の夜から一緒に過ごすことにした。
夕方、会社まで迎えに来てくれて。
レストラン予約してあるから、と連れて来てくれたのはお洒落な創作フレンチのお店。
多分夕飯食べに行くだろうな、と思ってキレイめのカッコはしてきたけど、ドレスコードがあるような本格的なレストランだったらどうしよう、と焦ったら、そうでもなくて安心した。