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第12章 幕間…SS集…②
「平賀源内…てエレキテルの?」

「そう。発明家の面が強いみたいだけど、マーケティングの才能もあったんでしょうね。まぁ、一見無関係と思えるものを組み合わせて新しい発見が出来るんだとしたら、それもあながち関係なくはないのかな?」

「…いつも思うけど、なんでそんな雑学詳しいの?」

「全部お母さんの受け売りだけど。あの人このテの雑学本とかTV大好きだから。暇なのよ。まぁ私も嫌いじゃないけどね。」

「なるほど。」

食事を済ませ、ビールも飲み終える。桜子は毎晩1人遅く食事を取る俺に付き合ってお茶を飲んでくれる。俺の食べ終わった食器を引いたら食洗機が動き出す。

毎日、会話することもなく、とり置かれてる飯を独り寂しく食べることを思えば、桜子はよく付き合ってくれてるなぁ、と思う。
メシも美味いし、栄養のバランスも取れてると思う。美人だし。

お義母さんのお裾分けを差し引いても、いい妻と巡り会えた、と思うし、別れた旦那はデカい魚を逃したなぁ、と勝手に憐れみながら、ま、桜子がこうやって俺に尽くしてくれるのも、後悔があるからなのかもな、と思い。
桜子を逃さないよう、俺は俺で精一杯頑張らなきゃな、とひとつ頷き、ダイニングを後にした。






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