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第1章 井上 未玖
「寝室、あっちだから。」
コップを持ったままの姿勢で、後頭部をそっと支えて額にキスされる。コップをカウンターに置き、促されるままにリビングを出た。
廊下を挟んでリビングと反対側の扉。
その中は、左手、ベッドの足元に当たる壁が一面クローゼットで。ベッドがドン、と据えてあるだけの部屋。
ロールスクリーンが全部閉まった状態で、その端、ベッドの足元の角に背の高い観葉植物の鉢。
モノトーンの空間に、程よい差し色のグリーン。
何でこんなにお洒落なんだろう…
「未玖。こっちにおいで。」
優しく呼ばれて、ベッドに腰掛け、今日何度目かのキスを交わす。
キスが徐々に深くなって、長野さんの片手が背中に回って、私の身体を支えながら、プチ、とブラのホックが外される。
ずる、とTシャツの中でズレたブラの隙間から手が入ってきて、優しく触られた。
コップを持ったままの姿勢で、後頭部をそっと支えて額にキスされる。コップをカウンターに置き、促されるままにリビングを出た。
廊下を挟んでリビングと反対側の扉。
その中は、左手、ベッドの足元に当たる壁が一面クローゼットで。ベッドがドン、と据えてあるだけの部屋。
ロールスクリーンが全部閉まった状態で、その端、ベッドの足元の角に背の高い観葉植物の鉢。
モノトーンの空間に、程よい差し色のグリーン。
何でこんなにお洒落なんだろう…
「未玖。こっちにおいで。」
優しく呼ばれて、ベッドに腰掛け、今日何度目かのキスを交わす。
キスが徐々に深くなって、長野さんの片手が背中に回って、私の身体を支えながら、プチ、とブラのホックが外される。
ずる、とTシャツの中でズレたブラの隙間から手が入ってきて、優しく触られた。