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第13章 萩原 隆行
ガーッという音と、コーヒー豆を挽く香ばしい匂いが漂う。
一杯分ずつ豆を挽いて入るコーヒーサーバーは、一杯100円。最近はどこのコンビニにもあるけど、コレは俺が入社した当時からあって。結構美味いし、缶コーヒーほど甘くなくて、10円安いからお気に入り。このサーバー含む社内の自販機や社食は、I.D.カードにチャージして買うタイプだから、小銭の心配もいらない。
給料日とかに10000円くらい入金しとけば結構使える。
ぼんやり座ってたら、祥悟さんがコーヒーを突き出してきた。
「どうぞ。」
「いいんですか?」
「いいよ。2杯入れたから。」
祥悟さんは右手にもカップを持ってた。
「ありがとうございます…」
「サプライズにこだわんなくてもいいんじゃないかなぁ…萩原くんの気持も大事、でも、田嶋さんがどうしたいかも大事。下手な演出とか嫌うコもいるからねぇ。」
う。。。確かに。
一杯分ずつ豆を挽いて入るコーヒーサーバーは、一杯100円。最近はどこのコンビニにもあるけど、コレは俺が入社した当時からあって。結構美味いし、缶コーヒーほど甘くなくて、10円安いからお気に入り。このサーバー含む社内の自販機や社食は、I.D.カードにチャージして買うタイプだから、小銭の心配もいらない。
給料日とかに10000円くらい入金しとけば結構使える。
ぼんやり座ってたら、祥悟さんがコーヒーを突き出してきた。
「どうぞ。」
「いいんですか?」
「いいよ。2杯入れたから。」
祥悟さんは右手にもカップを持ってた。
「ありがとうございます…」
「サプライズにこだわんなくてもいいんじゃないかなぁ…萩原くんの気持も大事、でも、田嶋さんがどうしたいかも大事。下手な演出とか嫌うコもいるからねぇ。」
う。。。確かに。