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第14章 武井 沙織

薄手のブランケットの中で、祥悟くんと抱き合って眠る。
祥悟くんの手が、私の背中を撫でて、借り物のパジャマの中に忍び込んできた。
「やっ! ダメよ?」
「…なんで?」
「何でって、ご両親に聞こえたらどうするのよ」
「別に夫婦だし、良いんじゃないの?」
「絶対イヤ!」
「最近してないのに…」
確かに付き合ってたときと違って、結婚して一緒に住んでしまうと、いつでもできる、となると意外に頻度は高くない。
同じ部屋で、1つのベッドに寝てるんだけど、付き合って頃みたいに一緒にお風呂に入ってその流れでイチャイチャ、なんてのは、積極的に誘わないとならないものだ。
「…祥悟くん、我慢してたの?」
「…少し。だって最近沙織ちゃん先に寝ちゃってること多いし…そしたら起こしてまで、ってのも、なぁ、って思っちゃって…」
「ごめんなさい…」
「明日、帰ったら昼間からいっぱい愛したい。いい?」
コク、と頷くと、祥悟くんはにこ、と笑って。
「なら今日は我慢する。」
と、キスしてきた。
祥悟くんの手が、私の背中を撫でて、借り物のパジャマの中に忍び込んできた。
「やっ! ダメよ?」
「…なんで?」
「何でって、ご両親に聞こえたらどうするのよ」
「別に夫婦だし、良いんじゃないの?」
「絶対イヤ!」
「最近してないのに…」
確かに付き合ってたときと違って、結婚して一緒に住んでしまうと、いつでもできる、となると意外に頻度は高くない。
同じ部屋で、1つのベッドに寝てるんだけど、付き合って頃みたいに一緒にお風呂に入ってその流れでイチャイチャ、なんてのは、積極的に誘わないとならないものだ。
「…祥悟くん、我慢してたの?」
「…少し。だって最近沙織ちゃん先に寝ちゃってること多いし…そしたら起こしてまで、ってのも、なぁ、って思っちゃって…」
「ごめんなさい…」
「明日、帰ったら昼間からいっぱい愛したい。いい?」
コク、と頷くと、祥悟くんはにこ、と笑って。
「なら今日は我慢する。」
と、キスしてきた。

