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第17章 田嶋 紗栄子
「あぁ、君が…ウチで働きたいっていう変わったコか。」
変わったコって…
「いや、失礼。父から聞いて、奇特なコがいるんだなと思ったもんだから。僕は田嶋 敬(タジマ タカシ) 2人いる息子の、弟の方です。」
奇特なコって…
「よ、宜しくお願いします…」
「事務所に父と母がいると思うから、行ってみて?」
店内の奥、面接の時に通された扉を顎で示し、田嶋 敬さんは再び掃除に戻った。
私はぺこりと頭を下げ、横をすり抜けて事務所に向かった。
ドアをノックすると、はい、どうぞ、という女性の声がする。
ドアを開けて再び挨拶をした。
「はい、こちらこそ、どうぞよろしく。早速だけど、制服着てみてくれる?」
変わったコって…
「いや、失礼。父から聞いて、奇特なコがいるんだなと思ったもんだから。僕は田嶋 敬(タジマ タカシ) 2人いる息子の、弟の方です。」
奇特なコって…
「よ、宜しくお願いします…」
「事務所に父と母がいると思うから、行ってみて?」
店内の奥、面接の時に通された扉を顎で示し、田嶋 敬さんは再び掃除に戻った。
私はぺこりと頭を下げ、横をすり抜けて事務所に向かった。
ドアをノックすると、はい、どうぞ、という女性の声がする。
ドアを開けて再び挨拶をした。
「はい、こちらこそ、どうぞよろしく。早速だけど、制服着てみてくれる?」