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第19章 幸村 美桜
習いたいことも特にないし、やることがなさすぎて、携帯でDIYのアプリを入れたら見てるだけでも結構楽しくて、用もないのにホームセンターで木材だの金具だのを見るようになった。
そのうち自分でもしたくなってきて、カラーボックスを連結させて収納棚を作ったり、それにキャスターつけて可動式にしたり、棚板を増やしたり、最近無駄にDIYのスキルだけが上がって行く。
晃一くんも最初はすげぇじゃん!と喜んでたけど、だんだん私がヒマを持て余してるのがわかってきたみたいで。
私の作品を見るたびに、ビミョーな顔で苦笑するようになった。
「美桜さ、やっぱ外に出た方がいいよ。短時間でも働いてみれば?」
「…赤ちゃんいつ出来るかわかんないのに?」
「妊娠しても支障がないような仕事だってあるだろ。」
「……晃一くんは、赤ちゃん欲しくないの?」
そのうち自分でもしたくなってきて、カラーボックスを連結させて収納棚を作ったり、それにキャスターつけて可動式にしたり、棚板を増やしたり、最近無駄にDIYのスキルだけが上がって行く。
晃一くんも最初はすげぇじゃん!と喜んでたけど、だんだん私がヒマを持て余してるのがわかってきたみたいで。
私の作品を見るたびに、ビミョーな顔で苦笑するようになった。
「美桜さ、やっぱ外に出た方がいいよ。短時間でも働いてみれば?」
「…赤ちゃんいつ出来るかわかんないのに?」
「妊娠しても支障がないような仕事だってあるだろ。」
「……晃一くんは、赤ちゃん欲しくないの?」