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第19章 幸村 美桜
朝起きたら、晃一くんの姿がなくて、びっくりして飛び起きたら朝の8時半!
慌ててダイニングに行くと、ラップをかけたハムエッグとコーヒーが置いてあって。
晃一くんの字で、
「ゆっくり寝られたか?昨夜は疲れさせたから、起こさずに会社行くから、朝ごはん食べて、今日も一日のんびりしときな。」
と置き手紙があった…
やっちゃった…専業主婦なのに朝起きれないなんて…
という若干の惨めさと敗北感、それに愛されてるなぁっていう幸せと満足感が入り混じって、私はそのメモを抱きしめて、はぁー、と溜息をついた。
ハムエッグとコーヒーを温めて、トーストを焼いて、1人で朝ごはん。
今日はお天気もいいし、ソファカバーとシーツ洗濯しなきゃね、なんて思いながら、パジャマのお腹をスリスリと撫でる。
赤ちゃん、来てくれたらいいなぁ…
大丈夫だよ、焦るな、という晃一くんの声が聞こえた気がして、うん、と頷き、コーヒーのマグカップを持つ。
予想以上に熱くて、あっつ!とカップを落としそうになり、大惨事一歩手前だったけど、牛乳を入れて冷まし、火傷はせずに飲めた
。
ーfinー
慌ててダイニングに行くと、ラップをかけたハムエッグとコーヒーが置いてあって。
晃一くんの字で、
「ゆっくり寝られたか?昨夜は疲れさせたから、起こさずに会社行くから、朝ごはん食べて、今日も一日のんびりしときな。」
と置き手紙があった…
やっちゃった…専業主婦なのに朝起きれないなんて…
という若干の惨めさと敗北感、それに愛されてるなぁっていう幸せと満足感が入り混じって、私はそのメモを抱きしめて、はぁー、と溜息をついた。
ハムエッグとコーヒーを温めて、トーストを焼いて、1人で朝ごはん。
今日はお天気もいいし、ソファカバーとシーツ洗濯しなきゃね、なんて思いながら、パジャマのお腹をスリスリと撫でる。
赤ちゃん、来てくれたらいいなぁ…
大丈夫だよ、焦るな、という晃一くんの声が聞こえた気がして、うん、と頷き、コーヒーのマグカップを持つ。
予想以上に熱くて、あっつ!とカップを落としそうになり、大惨事一歩手前だったけど、牛乳を入れて冷まし、火傷はせずに飲めた
。
ーfinー