この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
some more storys
第2章 高野 正一郎
オンナに興味はなかった。
ガキの頃からお袋と姉貴、二人の姦しいオンナを見て育ったからかもしらん。
小学校を出て、十二で床屋をしとった叔父貴に弟子入りした。

俺は一番下っ端で、道具の手入れやら、切った髪の毛の始末やら、そんなコトばっかりしとった。
従兄弟は道具の手入れもようせん、と叔父貴に怒られてばっかりのヤツで。
逆に俺は、お前が息子やったら良かったのにな、と言われとった。

叔父貴について出稼ぎも行った。
インドネシアの、ジャワ島で、日本から来た床屋やということで珍しがられ、王様の散髪を命じられたこともある。

家に帰って来たのは、二十一の時やった。
/728ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ