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第23章 田嶋 美佳
「…引いた…?」
「なんで?」
「だって…痛くなかったって、なんか、経験値高そうっていうか、さ…男のヒトは、そういうのヤなのかな…って…」
「…美佳ちゃんがどんな男と付き合ってきたのか、知らないけど。所謂バージンに拘るヤツとかって、結局その子のコト、好きじゃないんじゃない?初モノ喰いっていうか…そうじゃなきゃ、よっぽど自信がないか。過去のオトコと比べられたくないから、拘るとか。初めてなら比較対象がないもんね。」
「そうなのかな…」
「オトコって、幼稚だし、しょうもないプライドの塊だから。俺だって、無駄に経験だけあったって、女の子を大事にしたいとか、好きって気持ちを伝えたいって思ってセックスしたのなんか初めてだから…美佳ちゃんに嫌われたらどうしようって、今めっちゃドキドキしてるんだよ…」
「…激しかったけど、最後、気持ちよかった…」
「ホント?」
「…真っ白になっちゃった…こんなの、初めて…」
隆行くんは口元を片手で覆って明後日の方を向いた。
「…ヤバ…めっちゃ嬉しい…」
抱き合って、たくさんキスをして。
少し、眠って。
夕方、のんびりとホテルを出た。
「なんで?」
「だって…痛くなかったって、なんか、経験値高そうっていうか、さ…男のヒトは、そういうのヤなのかな…って…」
「…美佳ちゃんがどんな男と付き合ってきたのか、知らないけど。所謂バージンに拘るヤツとかって、結局その子のコト、好きじゃないんじゃない?初モノ喰いっていうか…そうじゃなきゃ、よっぽど自信がないか。過去のオトコと比べられたくないから、拘るとか。初めてなら比較対象がないもんね。」
「そうなのかな…」
「オトコって、幼稚だし、しょうもないプライドの塊だから。俺だって、無駄に経験だけあったって、女の子を大事にしたいとか、好きって気持ちを伝えたいって思ってセックスしたのなんか初めてだから…美佳ちゃんに嫌われたらどうしようって、今めっちゃドキドキしてるんだよ…」
「…激しかったけど、最後、気持ちよかった…」
「ホント?」
「…真っ白になっちゃった…こんなの、初めて…」
隆行くんは口元を片手で覆って明後日の方を向いた。
「…ヤバ…めっちゃ嬉しい…」
抱き合って、たくさんキスをして。
少し、眠って。
夕方、のんびりとホテルを出た。