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第25章 新田 誠治 ー プロポーズの後 ー
桜子さんにプロポーズした日。
その日は土曜日で、昼間に子供たちと一緒に桜子さんと会ってた時だった。
桜子さんはしゃがみ込んで誠大の手を取り、
「誠大くん、おばちゃん、誠大くんのママになってもいいかなぁ?」
と聞いた。誠大には意味がよくわからなかったようで、
「どうやって?」
と聞き返す。
「んー、とねぇ。誠大くんたちのお家に一緒に住んで、ご飯作ったりする、こと、かな?」
「ママみたいに?」
「そうそう。ママって呼ばなくてもいいよ、おばちゃんでもいいんだけどね。誠大くんのママは、ママ1人だもんね…」
「…うん。でも、ママとはバイバイしたの。もう会えないんだって。だから、おばちゃんが代わりにママになってくれるの?」
「…誠大くんや、満希ちゃんが良ければ、そうしたいと思ってる。」
「ごはんも作ってくれるの?」
「うん。誠大くんの好きなもの、いっぱい作るよ。」
「じゃあねぇ、ハンバーグとオムライス作ってくれる?」
「もちろん!」
その日は土曜日で、昼間に子供たちと一緒に桜子さんと会ってた時だった。
桜子さんはしゃがみ込んで誠大の手を取り、
「誠大くん、おばちゃん、誠大くんのママになってもいいかなぁ?」
と聞いた。誠大には意味がよくわからなかったようで、
「どうやって?」
と聞き返す。
「んー、とねぇ。誠大くんたちのお家に一緒に住んで、ご飯作ったりする、こと、かな?」
「ママみたいに?」
「そうそう。ママって呼ばなくてもいいよ、おばちゃんでもいいんだけどね。誠大くんのママは、ママ1人だもんね…」
「…うん。でも、ママとはバイバイしたの。もう会えないんだって。だから、おばちゃんが代わりにママになってくれるの?」
「…誠大くんや、満希ちゃんが良ければ、そうしたいと思ってる。」
「ごはんも作ってくれるの?」
「うん。誠大くんの好きなもの、いっぱい作るよ。」
「じゃあねぇ、ハンバーグとオムライス作ってくれる?」
「もちろん!」