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第25章 新田 誠治 ー プロポーズの後 ー

「すごい…お野菜もお肉もちゃんと買ってるんですね…」
「まぁ、週末はね、子供に食わせなきゃいけないから金曜は色々買い込むんだよ。上達しないけどねぇ…」
「でも、お肉もちゃんと小分けにして冷凍してるし。マメ!」
「あ、え?うちの親も死んだ嫁もこうしてたから…肉ってこうするもんだと思ってたんだけど、違うの?」
「こうしておくと後々使いやすいんですよ!でも男性でこんなことしてる人いると思わなかった!」
桜子さんは、冷蔵庫の中を見てしきりに褒めてくれたけど。
そもそもどうやって使うかわからない複雑な調味料は買わないし、ドレッシング類もイタリアンドレッシング1本と、あとはマヨネーズとケチャップくらいしかない。
肉の保存方法は…パックのまま冷蔵庫の中でダメにして、パックごと冷凍庫に放り込んだら、使うときに汁を吸い込む紙が剥がれなくて、しかも切りにくい、という失敗をやからしてから、おかんや響子がやってたのを思い出してやってだだけで。
そんな褒められるとは思わなかったから、なんだか気恥ずかしかった。
「まぁ、週末はね、子供に食わせなきゃいけないから金曜は色々買い込むんだよ。上達しないけどねぇ…」
「でも、お肉もちゃんと小分けにして冷凍してるし。マメ!」
「あ、え?うちの親も死んだ嫁もこうしてたから…肉ってこうするもんだと思ってたんだけど、違うの?」
「こうしておくと後々使いやすいんですよ!でも男性でこんなことしてる人いると思わなかった!」
桜子さんは、冷蔵庫の中を見てしきりに褒めてくれたけど。
そもそもどうやって使うかわからない複雑な調味料は買わないし、ドレッシング類もイタリアンドレッシング1本と、あとはマヨネーズとケチャップくらいしかない。
肉の保存方法は…パックのまま冷蔵庫の中でダメにして、パックごと冷凍庫に放り込んだら、使うときに汁を吸い込む紙が剥がれなくて、しかも切りにくい、という失敗をやからしてから、おかんや響子がやってたのを思い出してやってだだけで。
そんな褒められるとは思わなかったから、なんだか気恥ずかしかった。

