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第26章 武井 祥悟 & 沙織 ー made in kobe ー

翌日の日曜日、祥悟くんはお店に行った。私も気になったから、一緒について行った。
小ぢんまりとした佇まいの、ちょっと隠れ家的な雰囲気もある、キレイなお店だった。
「ホームページで予約した武井です」
「いらっしゃいませ。武井様ですね。お待ちしておりました。本日は、スリーピースのスーツのお仕立てと承りましたが、宜しいでしょうか?」
「はい。」
「どうぞ、こちらに。」
迎えてくれたのは50代にかかるかどうか、くらいの小柄なおばさんで。笑顔の雰囲気が田嶋さんに似てる気がして、自然に、お母さんかな?と思った。
そのまま店の奥に通され、応接セットを示される。あ、ここ、ホームページで萩原さんが座ってたトコだ…とぼんやり思いながら。
「ホームページと同じですね。」
「ええ。写真もこの店で撮りましたから。ざっくりとスケジュールの確認を致しますので、お掛けになってお待ち下さいね。コーヒーと紅茶、どちらが宜しいですか?」
「沙織ちゃん、どうする?僕は紅茶を頂きます。」
小ぢんまりとした佇まいの、ちょっと隠れ家的な雰囲気もある、キレイなお店だった。
「ホームページで予約した武井です」
「いらっしゃいませ。武井様ですね。お待ちしておりました。本日は、スリーピースのスーツのお仕立てと承りましたが、宜しいでしょうか?」
「はい。」
「どうぞ、こちらに。」
迎えてくれたのは50代にかかるかどうか、くらいの小柄なおばさんで。笑顔の雰囲気が田嶋さんに似てる気がして、自然に、お母さんかな?と思った。
そのまま店の奥に通され、応接セットを示される。あ、ここ、ホームページで萩原さんが座ってたトコだ…とぼんやり思いながら。
「ホームページと同じですね。」
「ええ。写真もこの店で撮りましたから。ざっくりとスケジュールの確認を致しますので、お掛けになってお待ち下さいね。コーヒーと紅茶、どちらが宜しいですか?」
「沙織ちゃん、どうする?僕は紅茶を頂きます。」

