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第26章 武井 祥悟 & 沙織 ー made in kobe ー

確かにホームページの萩原さんは、綺麗なラインのスリーピースを着てて。ジャケットを外してベストの状態で軽く椅子に腰掛けてPCモニターに向かってたりするアングルとか、すごい素敵。
ホントにモデルみたいだった。
ぼんやりとタブレットの画面に魅入っていたら、沙織ちゃん?と声をかけられる。
「…萩原くんに見惚れてた?」
「…そんなことないよ?」
「…ウソだ。…俺さ、好きな芸能人とか、そこまでは言わないよ。だって芸能人にいくら憧れたって実際会って不倫や浮気なんてまぁない話だと思うから。でもね、身近な人はヤなの。ただ見てカッコいいって思ってるだけだとしても、実際会って繋がれる可能性のある人は、ヤダ。心狭いかもしれないけど、それだけはホントにヤなの。」
祥悟くんの顔は真剣で。過去に何かあったのかな?と思ったから、うん、ごめんね、と素直に謝って、キュ、と抱きつき、肩に額をコツ、と預ける。そのまま抱き締められて、顎をクイ、と上向きにされると、深いキスが降ってきた。
唇を離して見つめ合う。
「…今日、する?」
「うん、いいよ…」
祥悟くんは嬉しそうに笑った。
ホントにモデルみたいだった。
ぼんやりとタブレットの画面に魅入っていたら、沙織ちゃん?と声をかけられる。
「…萩原くんに見惚れてた?」
「…そんなことないよ?」
「…ウソだ。…俺さ、好きな芸能人とか、そこまでは言わないよ。だって芸能人にいくら憧れたって実際会って不倫や浮気なんてまぁない話だと思うから。でもね、身近な人はヤなの。ただ見てカッコいいって思ってるだけだとしても、実際会って繋がれる可能性のある人は、ヤダ。心狭いかもしれないけど、それだけはホントにヤなの。」
祥悟くんの顔は真剣で。過去に何かあったのかな?と思ったから、うん、ごめんね、と素直に謝って、キュ、と抱きつき、肩に額をコツ、と預ける。そのまま抱き締められて、顎をクイ、と上向きにされると、深いキスが降ってきた。
唇を離して見つめ合う。
「…今日、する?」
「うん、いいよ…」
祥悟くんは嬉しそうに笑った。

