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第26章 武井 祥悟 & 沙織 ー made in kobe ー

「ではまず肩幅から失礼しますね…」
祥悟くんの後ろに立って、メジャーで肩幅を測り、バインダーに書き込む。その後、背筋や腕の長さ、首回りに胸回り、腰回り、腰から下、膝から下、曲げた脇から肘とか、色々測ってたけど、全体的に手早くて、そんなに時間はかからなかった。
「はい、完了致しました。お疲れ様でございます。」
「もっと時間かかるかと思ってました。」
「あら、そうですか?しっかり測らせていただきましたよ?それにしても最近のお若い方はスタイルが良くていらっしゃるわ〜」
祥悟くんが、ふと思いついたように、
「レディースのスーツなんかもお願い出来るんですか?」
と聞いた。
「はい、もちろん承ります。」
「じゃ、沙織ちゃんも作って貰えば?せっかく来たんだから。」
「えぇっ⁉︎ い、いいよ…」
「まぁ、そう言わずに。彼女は普段スーツ着る仕事じゃないので、あんまり頻回には着ないかもしれないんですけど…綺麗なの、一着あってもいいと思うので…何か提案して頂けませんか?」
「…そうですねぇ…少しお待ちください。」
おばさまは下がっていって、スケッチブックを待ってきた。
祥悟くんの後ろに立って、メジャーで肩幅を測り、バインダーに書き込む。その後、背筋や腕の長さ、首回りに胸回り、腰回り、腰から下、膝から下、曲げた脇から肘とか、色々測ってたけど、全体的に手早くて、そんなに時間はかからなかった。
「はい、完了致しました。お疲れ様でございます。」
「もっと時間かかるかと思ってました。」
「あら、そうですか?しっかり測らせていただきましたよ?それにしても最近のお若い方はスタイルが良くていらっしゃるわ〜」
祥悟くんが、ふと思いついたように、
「レディースのスーツなんかもお願い出来るんですか?」
と聞いた。
「はい、もちろん承ります。」
「じゃ、沙織ちゃんも作って貰えば?せっかく来たんだから。」
「えぇっ⁉︎ い、いいよ…」
「まぁ、そう言わずに。彼女は普段スーツ着る仕事じゃないので、あんまり頻回には着ないかもしれないんですけど…綺麗なの、一着あってもいいと思うので…何か提案して頂けませんか?」
「…そうですねぇ…少しお待ちください。」
おばさまは下がっていって、スケッチブックを待ってきた。

