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第26章 武井 祥悟 & 沙織 ー made in kobe ー

「パンツは1本で宜しいですか?同時のお仕立てでしたらツーパンツがお得ですけど。」
「んー、じゃ、二本で。一本はウェストコート仕様、一本は股上を気持ち浅めでツーピース用にして貰おうかな。」
「かしこまりました。あとは採寸ですね。」
「わかりました。」
祥悟くんは割と即決派みたいで、ここまでに1時間もかからず。
田嶋さんにも、
「あまり悩まれないようですが、オーダーはよくされるんですか?」
と聞かれ、
「そうですね…普段はセミオーダーが多いかな。」
「なるほど。」
と納得されていた。
「採寸は、担当が変わりますので呼んで参ります。」
田嶋さんが下がって、代わりに出てきたのは、紅茶を持ってきてくれたおばさま。
「お待たせしました。採寸を担当致します、私も田嶋です。」
…ですよね。なんかお茶目な感じ。
「では、こちらの姿見の前で、ジャケットはお預かりしますね。」
祥悟くんを案内して、移動してしまう。私はどうしようかなぁ、と思っていたら、
「どうぞ、奥様もこちらに。」
と微笑んでくれた。オクサマって…いや、そうなんだけど、なんか照れるわ…
「んー、じゃ、二本で。一本はウェストコート仕様、一本は股上を気持ち浅めでツーピース用にして貰おうかな。」
「かしこまりました。あとは採寸ですね。」
「わかりました。」
祥悟くんは割と即決派みたいで、ここまでに1時間もかからず。
田嶋さんにも、
「あまり悩まれないようですが、オーダーはよくされるんですか?」
と聞かれ、
「そうですね…普段はセミオーダーが多いかな。」
「なるほど。」
と納得されていた。
「採寸は、担当が変わりますので呼んで参ります。」
田嶋さんが下がって、代わりに出てきたのは、紅茶を持ってきてくれたおばさま。
「お待たせしました。採寸を担当致します、私も田嶋です。」
…ですよね。なんかお茶目な感じ。
「では、こちらの姿見の前で、ジャケットはお預かりしますね。」
祥悟くんを案内して、移動してしまう。私はどうしようかなぁ、と思っていたら、
「どうぞ、奥様もこちらに。」
と微笑んでくれた。オクサマって…いや、そうなんだけど、なんか照れるわ…

