この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
some more storys
第27章 幸村 順一
千春がベテランの事務員だからそんなこともできるんだしな。
本来なら、俺の仕事のサポートなんだから、俺の担当のアシスタントのコにお願いすりゃいいようなことだけど、やったことないコトをお願いするにはイチから説明しなきゃいけなくて。
正直その時間もないから、自分でやった方が早い、てなって。
でも自分でやる時間も中々捻出出来ずにいたから。
千春の提案は、本当に嬉しかった。
「甘えちゃっても、イイ?」
「うん。私が社外に資料持ち出す訳でもないし、自分の仕事やった後なら課長も怒らないと思う。あっくんが大変なの、見て知ってるもん。そのくらいさせてよ。夫婦なんだから、大変なコトは分かち合わないとね」
言葉の代わりに、ぎゅう、と千春を抱きしめた。
本来なら、俺の仕事のサポートなんだから、俺の担当のアシスタントのコにお願いすりゃいいようなことだけど、やったことないコトをお願いするにはイチから説明しなきゃいけなくて。
正直その時間もないから、自分でやった方が早い、てなって。
でも自分でやる時間も中々捻出出来ずにいたから。
千春の提案は、本当に嬉しかった。
「甘えちゃっても、イイ?」
「うん。私が社外に資料持ち出す訳でもないし、自分の仕事やった後なら課長も怒らないと思う。あっくんが大変なの、見て知ってるもん。そのくらいさせてよ。夫婦なんだから、大変なコトは分かち合わないとね」
言葉の代わりに、ぎゅう、と千春を抱きしめた。