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第27章 幸村 順一
翌朝。

俺は大阪に出勤で。
朝エレベーターに乗ったら、幸村と一緒になった。

「お、お早う。」

いつもなら普通にお早う、と返すけど。
無言で背中を一発殴った。

「痛った!何すんだよ」

そう言いながら幸村の顔も笑ってて。

「仲良く出来なかったのか?」

なんて聞いてくる。

「言うか!」

幸村はハハ、と軽く笑い。
俺もフン、と鼻で笑った。








ーfinー








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