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第29章 望月 朋会
美桜と晃一くんが夫婦で遊びに来た。というか、新居も歩いて行けるくらいの距離だから、結構頻繁にくるんだけど、大体の週末に来るのに、金曜日に来たからちょっと驚いた。
「あら、今日はお休み?」
「えぇ。こないだ休日出勤したから、どっかで代休とらないといけなくて。」
「なるほどね。」
「ママ、私が赤ちゃんの時のモノとか置いてある?」
「捨ててはないと思うからどっかにあるんじゃない?」
「おくるみとか、おもちゃとか。ベビーベッドもあるなら持って帰る!」
「…ベビーベッドは…どうだったかな…幸人くんのとこに行ったんだったかしら…もう覚えてないわ…」
「幸人おじさん?取りに来たの?ワザワザ…」
「いやぁ…ごめん、覚えてない。取ってあるものは屋根裏に入れてるはずだから、使うものがあれば何でも持っていけばいいけど…ベビーベッドなんて買っても大した値段じゃないでしょうに…」
「でもさ、長いこと使うものでもないし、使えるものなら使いたいじゃない。」
私は新しいほうが良かったけど…美桜はそういうとこしっかりしてると言うか、ちゃっかりしてると言うか…
「あら、今日はお休み?」
「えぇ。こないだ休日出勤したから、どっかで代休とらないといけなくて。」
「なるほどね。」
「ママ、私が赤ちゃんの時のモノとか置いてある?」
「捨ててはないと思うからどっかにあるんじゃない?」
「おくるみとか、おもちゃとか。ベビーベッドもあるなら持って帰る!」
「…ベビーベッドは…どうだったかな…幸人くんのとこに行ったんだったかしら…もう覚えてないわ…」
「幸人おじさん?取りに来たの?ワザワザ…」
「いやぁ…ごめん、覚えてない。取ってあるものは屋根裏に入れてるはずだから、使うものがあれば何でも持っていけばいいけど…ベビーベッドなんて買っても大した値段じゃないでしょうに…」
「でもさ、長いこと使うものでもないし、使えるものなら使いたいじゃない。」
私は新しいほうが良かったけど…美桜はそういうとこしっかりしてると言うか、ちゃっかりしてると言うか…