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第30章 幕間…SS集…⑤
「え⁉︎ ちょっと待って!聞き捨てならないんだけど‼︎」
聞き捨てなさいよ、大人気ない…
「こ、晃一くんは…美桜のこと、どう思ってたんだろう?」
「…隣のウチの子でしょ?」
「本当に?そもそも2人の交際は挨拶に来た、その、美桜が高校を卒業した後、だよな?」
「そうでしょ?」
「…それって本当に本当なのかな⁉︎ あの、晃一くんは、その、ロ…」
「知らないけど多分ロリコンではないわよ。」
「何で言い切れるんだよ⁉︎」
私の肩を掴んでガクガク揺さぶってくる。
あぁ、もう。なんか面倒臭い地雷踏んじゃったみたい…
「もしそうだったとしても、今は2人とも大人で結婚もしてるのよ?もうすぐ赤ちゃんも生まれるっていうのに…もう関係ないじゃない…」
「そんなことないよ!今後僕の彼を見る目が変わる!」
「美桜が小さい頃に手を出されてたならロリコンだけど、美桜は子供の頃、晃一くんが自分に全く興味がないみたいって泣いてたのよ。その頃晃一くんが美桜をどう思ってたかまでは知らないけど、心の中で思うだけなら犯罪じゃないわ。寧ろよく耐えたって褒めるべきだと思うけど?」
「…美桜は…そんな小さい時から…晃一くんのことが…」
ショックを受けてる健人さんに、よっぽど、美桜がウチで作ってたお菓子は全部晃一くんにあげるための余りか練習だったことを教えてあげようかしら、と思ったけど、そんなことしたら本当に立ち直れなくなるかもしれないから、それは内緒にしておいた。
聞き捨てなさいよ、大人気ない…
「こ、晃一くんは…美桜のこと、どう思ってたんだろう?」
「…隣のウチの子でしょ?」
「本当に?そもそも2人の交際は挨拶に来た、その、美桜が高校を卒業した後、だよな?」
「そうでしょ?」
「…それって本当に本当なのかな⁉︎ あの、晃一くんは、その、ロ…」
「知らないけど多分ロリコンではないわよ。」
「何で言い切れるんだよ⁉︎」
私の肩を掴んでガクガク揺さぶってくる。
あぁ、もう。なんか面倒臭い地雷踏んじゃったみたい…
「もしそうだったとしても、今は2人とも大人で結婚もしてるのよ?もうすぐ赤ちゃんも生まれるっていうのに…もう関係ないじゃない…」
「そんなことないよ!今後僕の彼を見る目が変わる!」
「美桜が小さい頃に手を出されてたならロリコンだけど、美桜は子供の頃、晃一くんが自分に全く興味がないみたいって泣いてたのよ。その頃晃一くんが美桜をどう思ってたかまでは知らないけど、心の中で思うだけなら犯罪じゃないわ。寧ろよく耐えたって褒めるべきだと思うけど?」
「…美桜は…そんな小さい時から…晃一くんのことが…」
ショックを受けてる健人さんに、よっぽど、美桜がウチで作ってたお菓子は全部晃一くんにあげるための余りか練習だったことを教えてあげようかしら、と思ったけど、そんなことしたら本当に立ち直れなくなるかもしれないから、それは内緒にしておいた。