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第31章 吉田 理恵
車はすぐに圭吾くんのウチに着く。

「ただいまー。」

「おかえり、早かったのね…」

と顔を覗かせた圭吾くんのお母さんが、

「あら理恵さん、いらっしゃい。」

とにっこり笑ってくれた。

「お邪魔します。」

圭吾くんのお母さんとは、比較的良好な関係を築けてる、と思う。

「母さん、またネコ飼うことにした。いいよね?」

「もう連れて来てるじゃない。見せて。」

ゲージを床におろして、ファスナーを開けると、出ても良いものかどうか戸惑って、目が真ん丸になる。

お母さんがそっと指を近づけると、またニオイを嗅いで同じ顔をした。

お母さんがチョッチョッと舌を鳴らすと、恐る恐る出てきて、お母さんは優しく抱っこした。

「あ!母さんズルイ!俺もまだ抱っこしてないのに!」

「いいじゃないそのくらい…ケチねぇ…名前は?」

「今考えてるとこ。」

「クロじゃありきたりかしらね…あら、このコのヒゲ…」

「何?」


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