この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
some more storys
第31章 吉田 理恵
ネコじゃらしを鼻先にチラつかせると、寝起きにも関わらず、目を真ん丸にして飛びかかってくる。

ネコじゃらしで釣りながら、また1階のリビングに降りてきて、少し遊んでたらお母さんも帰ってきて。せっかくだから夕飯食べて行きなさいよ、とお誘いを頂き、夕ご飯まで呼ばれてのんびり帰宅。
ウチまで圭吾くんが送ってくれて、いつものように玄関先で両親に挨拶して、圭吾くんは帰って行く。

コタちゃんが居なくなって、圭吾くんが塞ぎ込んでた時は本当に辛かったけど、思いがけずフクちゃんと出会えて、よかったのかもしれない…
プロポーズしてもらえるのも楽しみだけど…圭吾くんのお母さんとなら同居も別に心配なさそうだし。
何より圭吾くんと一緒に住むめるのが、そしてまた猫がおウチにいる生活になれるのが本当に嬉しい。

部屋に入って、携帯で撮ったフクちゃんの写真を眺める。
毛色も目の色も全然違うのに。
気のせいかもしれないけど…なんだかコタちゃんと面差しが似て見える。

……うぅん、きっと、圭吾くんを心配したコタちゃんが、生まれ変わって帰ってきてくれたんだ。
そう、思うことにした。








ーfinー







/728ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ