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第32章 玄 徹匠 ートモダチー

バスを降りて、マンションの方に向かう。
一応もう一度電話を掛けて、もうすぐ着く、と連絡した。
会社からてっちゃんのマンションまでは、乗り継ぎの連絡やらなんやらで、1時間以上かかる。
合鍵で鍵を開けようとしたら、てっちゃんが玄関を開けてくれた。
「ごめんね、急に来て。」
「いいけど…金曜じゃないから来ると思ってなくて。」
「だよね。私も全然そんなつもりじゃなかったんだけど。会社でシュークリーム3個も貰っちゃってさ。」
「シュークリーム?なんで?」
「お土産なんだけど、休んでる人の分余っちゃったから。」
「なるほどね。それでか…」
シュークリームの箱をてっちゃんに渡して靴を脱いだ。
「トモダチって…学生の時の?」
知ってる人だったらどうしよう…てっちゃんとの関係知られるのとかちょっと気まずい…
「いや。仕事仲間っていうか…でもプライベートでも仲良くしてるんだ。今メシ作ってくれてる。」
「そうなの?」
「うん。料理上手いんだ。」
話しながらLDKに入ると、背の高い男性がオーブンからいい匂いの鉄板を出したトコロだった。
一応もう一度電話を掛けて、もうすぐ着く、と連絡した。
会社からてっちゃんのマンションまでは、乗り継ぎの連絡やらなんやらで、1時間以上かかる。
合鍵で鍵を開けようとしたら、てっちゃんが玄関を開けてくれた。
「ごめんね、急に来て。」
「いいけど…金曜じゃないから来ると思ってなくて。」
「だよね。私も全然そんなつもりじゃなかったんだけど。会社でシュークリーム3個も貰っちゃってさ。」
「シュークリーム?なんで?」
「お土産なんだけど、休んでる人の分余っちゃったから。」
「なるほどね。それでか…」
シュークリームの箱をてっちゃんに渡して靴を脱いだ。
「トモダチって…学生の時の?」
知ってる人だったらどうしよう…てっちゃんとの関係知られるのとかちょっと気まずい…
「いや。仕事仲間っていうか…でもプライベートでも仲良くしてるんだ。今メシ作ってくれてる。」
「そうなの?」
「うん。料理上手いんだ。」
話しながらLDKに入ると、背の高い男性がオーブンからいい匂いの鉄板を出したトコロだった。

