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第3章 玄 徹匠
あの写真に関しては、世に出したい気持ちと、俺だけのものにしておきたい気持ちと、半々ではあるんだけど、でも、同窓会で、芳川に会えたら、使ってもいいか確認できるかな…いや、でも隠し撮りしてたなんてバレたら気持ち悪がられるか…最悪訴えられても仕方ない案件だしな…
…違う。
そうじゃない、肖像権の問題なんかじゃなくて。
ただ、単純に芳川に会いたかった。
会える確証はないけど。
場所と日時を確認して、予定をチェックした。
会場は堀江のカフェ。
ドリンク持込自由、となっていて。
なんだこりゃ、と思った。
高1の時のクラスメイトで、小学校、中学校、高校までずっと一緒だった腐れ縁的なヤツに、聞いてみた。
そしたら、会場が、ハガキの差出人でもある、幹事の高田の兄貴の店らしく、カフェで、アルコールの種類が少ないから、当日限定持ち込み料無料で好きな飲み物持ってきていい、ということらしかった。
…違う。
そうじゃない、肖像権の問題なんかじゃなくて。
ただ、単純に芳川に会いたかった。
会える確証はないけど。
場所と日時を確認して、予定をチェックした。
会場は堀江のカフェ。
ドリンク持込自由、となっていて。
なんだこりゃ、と思った。
高1の時のクラスメイトで、小学校、中学校、高校までずっと一緒だった腐れ縁的なヤツに、聞いてみた。
そしたら、会場が、ハガキの差出人でもある、幹事の高田の兄貴の店らしく、カフェで、アルコールの種類が少ないから、当日限定持ち込み料無料で好きな飲み物持ってきていい、ということらしかった。