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第3章 玄 徹匠
勿論くれとねだったりはしてない。
日本に帰ってきて、細々と雑誌のブツ撮りなんかの仕事をしていた俺に、いきなりディーラーから電話が入って。
納車の手続きとか、車庫証明諸々の打合せをしたい、と言われた。
何のことか分からなくて、新手の詐欺かと思ったら、アントニオ フラカッシ様よりお届けものです、と言われた。
慌ててアントニオに電話したら、時差を忘れてて、向こうは真夜中で。
中々電話に出ねぇと思ったら、奥さんとの営みの最中だったらしく…
「ゲン、時間を考えて?」
と気怠い声で言われて、後ろで
「もぉ、誰よこんな時間に…」
という奥さんの声が聞こえて。
しまった!とめちゃくちゃ反省したけど後の祭り。かけちまったモンは仕方ない。
謝りながら車のことを聞いた。
日本に帰ってきて、細々と雑誌のブツ撮りなんかの仕事をしていた俺に、いきなりディーラーから電話が入って。
納車の手続きとか、車庫証明諸々の打合せをしたい、と言われた。
何のことか分からなくて、新手の詐欺かと思ったら、アントニオ フラカッシ様よりお届けものです、と言われた。
慌ててアントニオに電話したら、時差を忘れてて、向こうは真夜中で。
中々電話に出ねぇと思ったら、奥さんとの営みの最中だったらしく…
「ゲン、時間を考えて?」
と気怠い声で言われて、後ろで
「もぉ、誰よこんな時間に…」
という奥さんの声が聞こえて。
しまった!とめちゃくちゃ反省したけど後の祭り。かけちまったモンは仕方ない。
謝りながら車のことを聞いた。