この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
some more storys
第34章 芳川 翠 ー
相変わらず、週末にはどっちかの部屋に行くのが慣例、の私たち。
私の休みはカレンダー通りで、休日出勤なんてない。
てっちゃんは仕事次第だけど、週末の早朝とかはあんまりないから、土曜日に仕事が入っててもそれまでは一緒、なことが多い。
ある金曜の夜。
いつものようにお泊りして帰る予定だったけど、ふとトイレに行ったら生理が始まっちゃった。
予定では明日か明後日あたりだと思ってたのに…
最近生理前のせいかムラムラして欲求もあったのに…
直前できたコレ…
…どうしてくれよう…
げんなりしてリビングに戻る。
「どした?」
私の変調に気付いたんだろう。
てっちゃんが首をかしげる。
「…生理、始まっちゃった…今日は帰ろうかな…」
「…え、帰っちゃうの?せっかく来たのに。」
「…ん…だってさ…」
「だって?」
「……できないし。」
「…うん?そうだね…」
ふぅ、とため息をついた私に、てっちゃんは自分の横に来い、とソファの座面を叩く。
私の休みはカレンダー通りで、休日出勤なんてない。
てっちゃんは仕事次第だけど、週末の早朝とかはあんまりないから、土曜日に仕事が入っててもそれまでは一緒、なことが多い。
ある金曜の夜。
いつものようにお泊りして帰る予定だったけど、ふとトイレに行ったら生理が始まっちゃった。
予定では明日か明後日あたりだと思ってたのに…
最近生理前のせいかムラムラして欲求もあったのに…
直前できたコレ…
…どうしてくれよう…
げんなりしてリビングに戻る。
「どした?」
私の変調に気付いたんだろう。
てっちゃんが首をかしげる。
「…生理、始まっちゃった…今日は帰ろうかな…」
「…え、帰っちゃうの?せっかく来たのに。」
「…ん…だってさ…」
「だって?」
「……できないし。」
「…うん?そうだね…」
ふぅ、とため息をついた私に、てっちゃんは自分の横に来い、とソファの座面を叩く。