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第34章 芳川 翠 ー
…そ、ソレって…
「…あ、あの、ソレ、は…い、所謂、プロポーズ、とかいう、モノ、でしょうか…」
自分で言ってみて、言葉のインパクトに打ちのめされる。
違ったらどうすんの、バカバカ、私のバカ‼︎
「翠は、俺にプロポーズして欲しいの?」
「へっ⁉︎」
「今の言葉をプロポーズだと思うなら、ソレは、翠が俺にプロポーズされてもいいな、とか。そろそろプロポーズしてくれないのかな、とか、思ってる、ってこと、だよね?」
「あ、いえ、あの!その!…なんて言うか…」
「俺は、結婚願望が強いワケではないんだけど。でも、もし結婚するなら、翠が良いなぁって思ってるよ。」
「…私…も…誰かと結婚とかって、全然想像もしてなかった、けど…てっちゃんと、こんな感じで、ずっと一緒に居られたら、いいナ、って…思ってる…」
顔が急に熱くなって。恥ずかしくててっちゃんの方を見れない。
「好きだよ、翠。…結婚、しよっか?」
「う…ん…」
真っ赤な顔のまま、小さく頷いた。
「…あ、あの、ソレ、は…い、所謂、プロポーズ、とかいう、モノ、でしょうか…」
自分で言ってみて、言葉のインパクトに打ちのめされる。
違ったらどうすんの、バカバカ、私のバカ‼︎
「翠は、俺にプロポーズして欲しいの?」
「へっ⁉︎」
「今の言葉をプロポーズだと思うなら、ソレは、翠が俺にプロポーズされてもいいな、とか。そろそろプロポーズしてくれないのかな、とか、思ってる、ってこと、だよね?」
「あ、いえ、あの!その!…なんて言うか…」
「俺は、結婚願望が強いワケではないんだけど。でも、もし結婚するなら、翠が良いなぁって思ってるよ。」
「…私…も…誰かと結婚とかって、全然想像もしてなかった、けど…てっちゃんと、こんな感じで、ずっと一緒に居られたら、いいナ、って…思ってる…」
顔が急に熱くなって。恥ずかしくててっちゃんの方を見れない。
「好きだよ、翠。…結婚、しよっか?」
「う…ん…」
真っ赤な顔のまま、小さく頷いた。