この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
some more storys
第37章 幕間…SS集… ⑥

「メイク?」
「んー。読モ企画の時のメイク、やっぱ可愛かったなぁ、と思って。でも翠が自分で再現するのは難しいみたいだしさ」
「…玄クン。俺が何年コレで食ってると思ってんの…素人に簡単に再現できちゃプロなんて言えないでしょうが!」
トールさんは白菜と豚肉を取り皿に取り、ポン酢を落としながら溜息をつく。
「だから、カンペキに再現するのはムリだとしてもさ。プロの裏ワザコッソリ伝授!的なのとか、できないの?翠だってキレイにメイクできた方が嬉しいよな?」
「え?…まぁ、そりゃ…ねぇ…?」
翠は葛切りをちゅるんとすすり、急に自分に振られたことに焦ったみたいだった。
「俺のメイクレッスン、高いんだよ?教室こそ持ってないけど、個人レッスンは、カラー診断と肌診断込みで、その人に似合うメイク用品いくつかオススメするってコースで、1回2時間、2万円。化粧品代別途。仕事の空き時間でやるからあんまり回数もできないし、半年先まで予約いっぱいなんですけど?」
「んー。読モ企画の時のメイク、やっぱ可愛かったなぁ、と思って。でも翠が自分で再現するのは難しいみたいだしさ」
「…玄クン。俺が何年コレで食ってると思ってんの…素人に簡単に再現できちゃプロなんて言えないでしょうが!」
トールさんは白菜と豚肉を取り皿に取り、ポン酢を落としながら溜息をつく。
「だから、カンペキに再現するのはムリだとしてもさ。プロの裏ワザコッソリ伝授!的なのとか、できないの?翠だってキレイにメイクできた方が嬉しいよな?」
「え?…まぁ、そりゃ…ねぇ…?」
翠は葛切りをちゅるんとすすり、急に自分に振られたことに焦ったみたいだった。
「俺のメイクレッスン、高いんだよ?教室こそ持ってないけど、個人レッスンは、カラー診断と肌診断込みで、その人に似合うメイク用品いくつかオススメするってコースで、1回2時間、2万円。化粧品代別途。仕事の空き時間でやるからあんまり回数もできないし、半年先まで予約いっぱいなんですけど?」

