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第37章 幕間…SS集… ⑥

間宮 涼香 ー


龍沢さんと付き合い出して、何回目かのお泊り。
龍沢さんとのデートは、お休みの前日に晩ご飯を兼ねての外呑み、からの龍沢さんの部屋でお泊り、がパターン。
龍沢さんはお酒も料理も美味しいお店をいくつか知ってて、カッコよくエスコートしてくれる。料理もお酒もお任せして、いままでハズレなし。
今日も美味しい食事とお酒を堪能して、帰りに2人で龍沢さんの部屋にやってきた。
お茶を飲んで、順番にお風呂に入って、お布団で思いっきり愛し合う。

「なんか毎回俺の部屋でゴメンね…偶にはホテルとか行きたい？」

「私は龍沢さんと居られるならどこでもいいけど？」

龍沢さんは一瞬目を見開いて、すぐに額を抑える。

「…そんな可愛いコト言う？」

「場所より、誰といるかの方が大事って、そんなに可愛い？普通のことじゃない？」

「いやでも…女のコはムードとかシチュエーションも重要視するでしょ…」

「じゃあホテルに行く？この辺じゃ…駅の裏手のホテル街？」

「…ん〜あの辺どこも古いんだよなぁ…」

「…そうなの？よくご存知で…」

「え？いやまぁ…ねぇ？」