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第37章 幕間…SS集… ⑥
龍沢さんはふー、と溜息をついて。
「ラブホに行きたいわけじゃないんだ。その、風呂やらベッドが広い方がいいかなぁ、と思っただけでさ。」
「私、このお布団好きよ。龍沢さんのニオイがする。龍沢さんとピッタリひっついて寝られる。それに…ホテルに泊まったら、朝ごはん作れないわよ?」
龍沢さんはしまった!という顔をした。
「そりゃ困る!」
「で、しょう?」
「涼香ちゃんの作る朝飯美味いんだもん…あれがないのはもう寂しい」
「早く結婚できたらいいのにね?」
龍沢さんはトホホ、と寂しく笑った。
「…精進します…」
お父さんは、龍沢さんとならきっと反対しない。むしろ何年もダラダラと交際するよりは早く白黒ハッキリしてほしい、という性分の人だ。
だけど、龍沢さんは真面目だから、自分で杜氏になれたらと言った手前、それを早めることはないだろう。
私が妊娠でもしない限りは…………
「とりあえず今は…お風呂に入って、いっぱい愛して。」
「…了解…」
龍沢さんが立ち上がり、お風呂に向かった…
「ラブホに行きたいわけじゃないんだ。その、風呂やらベッドが広い方がいいかなぁ、と思っただけでさ。」
「私、このお布団好きよ。龍沢さんのニオイがする。龍沢さんとピッタリひっついて寝られる。それに…ホテルに泊まったら、朝ごはん作れないわよ?」
龍沢さんはしまった!という顔をした。
「そりゃ困る!」
「で、しょう?」
「涼香ちゃんの作る朝飯美味いんだもん…あれがないのはもう寂しい」
「早く結婚できたらいいのにね?」
龍沢さんはトホホ、と寂しく笑った。
「…精進します…」
お父さんは、龍沢さんとならきっと反対しない。むしろ何年もダラダラと交際するよりは早く白黒ハッキリしてほしい、という性分の人だ。
だけど、龍沢さんは真面目だから、自分で杜氏になれたらと言った手前、それを早めることはないだろう。
私が妊娠でもしない限りは…………
「とりあえず今は…お風呂に入って、いっぱい愛して。」
「…了解…」
龍沢さんが立ち上がり、お風呂に向かった…