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続・飼っていたペットに飼われています。
第31章 春の風はいつも君に優しい。⑧(スイ目線)

夜、俺の胸の中で眠らないよう必死に頑張るサキに声を掛ける。
「サキ、大丈夫だから。もう寝ていいよ。今日は疲れただろうし。」
「だって…、寝たらまた1年会えなくなる。それで次に会ったときは…。」
「大丈夫だよ。来年以降も会えるように頑張ってみるから。」
「ねえ…、スイさんなんで最後までしてくれなかったの? 私、もう大丈夫だよ。」
「うん、やっぱり隠し事したままだとちょっとね。…ああ、サキに聞いてほしいことがあるんだ。」
「なに?」
「俺は、人間じゃない。それに、サキにとっては未来から来た存在なんだ。」
「うん…。なんとなく、わかってたよ。」
「俺の好きな人は、大人になった未来のサキだ。」
「それも、あのノートに写真が挟まってたから知ってる。スイさんの待受も一緒だったし。最初はただの似てる人かと思ったけど、さっき鏡を見て気づいたの。」
「そっか。でも、サキ。ここからが大事な話なんだ。」
「…何?」
「俺はサキにすごく酷いことを沢山した。いまは大事にしてるサキの初めても、泣いて逃げようとするサキの体を縛って乱暴にして、犯した。」
「………嘘、でしょ?」
「本当だよ。その後も監禁して何度も何度も無理矢理体を繋げて犯して、強引に自分の物にしたんだ。」
「…………。」
「それでも俺と一緒にこれからも生きていくのか、1年かけて考えてほしい。サキがどういう答えを出しても俺は責めないよ。」
「…………。」
「ごめんね。優しいお兄ちゃんになってやれなくて。おやすみ、サキ。」
「サキ、大丈夫だから。もう寝ていいよ。今日は疲れただろうし。」
「だって…、寝たらまた1年会えなくなる。それで次に会ったときは…。」
「大丈夫だよ。来年以降も会えるように頑張ってみるから。」
「ねえ…、スイさんなんで最後までしてくれなかったの? 私、もう大丈夫だよ。」
「うん、やっぱり隠し事したままだとちょっとね。…ああ、サキに聞いてほしいことがあるんだ。」
「なに?」
「俺は、人間じゃない。それに、サキにとっては未来から来た存在なんだ。」
「うん…。なんとなく、わかってたよ。」
「俺の好きな人は、大人になった未来のサキだ。」
「それも、あのノートに写真が挟まってたから知ってる。スイさんの待受も一緒だったし。最初はただの似てる人かと思ったけど、さっき鏡を見て気づいたの。」
「そっか。でも、サキ。ここからが大事な話なんだ。」
「…何?」
「俺はサキにすごく酷いことを沢山した。いまは大事にしてるサキの初めても、泣いて逃げようとするサキの体を縛って乱暴にして、犯した。」
「………嘘、でしょ?」
「本当だよ。その後も監禁して何度も何度も無理矢理体を繋げて犯して、強引に自分の物にしたんだ。」
「…………。」
「それでも俺と一緒にこれからも生きていくのか、1年かけて考えてほしい。サキがどういう答えを出しても俺は責めないよ。」
「…………。」
「ごめんね。優しいお兄ちゃんになってやれなくて。おやすみ、サキ。」

