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続・飼っていたペットに飼われています。
第33章 【微裏】君の細い指の先には②(スイ目線)

「このドレス、返したくないんですけど買えます?」
多分もう2度と着てもらえないのに、隣のアドバイザーに向けてそんな言葉が口に出てしまう。
「勿論でございます。海外から取り寄せたものなのですが、なかなか日本人でこちらを着こなせる方はいらっしゃらなかったので、完全に新品でございますよ。」
「じゃあお願いします。靴とバッグも一緒に。」車に戻ったサキに以前贈ったペンダントを付けるか聞くと絶対に付けると言うので首元に付けてやる。
「正直、このドレスにこのデザインじゃ浮くと思うんだけど…。」
「いいの。スイさんが未来の私に選んでくれたものなんでしょ?」
「まあ…。じゃあ今のサキにも何か買ってあげる。耳元に何かあったほうが華やかだから。」
多分もう2度と着てもらえないのに、隣のアドバイザーに向けてそんな言葉が口に出てしまう。
「勿論でございます。海外から取り寄せたものなのですが、なかなか日本人でこちらを着こなせる方はいらっしゃらなかったので、完全に新品でございますよ。」
「じゃあお願いします。靴とバッグも一緒に。」車に戻ったサキに以前贈ったペンダントを付けるか聞くと絶対に付けると言うので首元に付けてやる。
「正直、このドレスにこのデザインじゃ浮くと思うんだけど…。」
「いいの。スイさんが未来の私に選んでくれたものなんでしょ?」
「まあ…。じゃあ今のサキにも何か買ってあげる。耳元に何かあったほうが華やかだから。」

