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続・飼っていたペットに飼われています。
第34章 【微裏】君の細い指の先には③(スイ目線)
 硬く握った拳に小さな手を重ねてぎゅっと力を込め、俺の目の奥を更に見つめるようにしながら彼女は言った。
「…奥まで刻みつけて? スイさんのこと絶対に忘れられないように。一番奥の奥まで。」
 その顔は、既に少女の面影はなかった。これまでのどのサキからも見たことのない表情とオーラを纏わせている。
 俺の知らない、でも最高に魅力的な彼女は決定的な誘いの言葉を口にした。

「…スイさん。私と……、セックス、してください。」

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