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続・飼っていたペットに飼われています。
第35章 【裏】君の細い指の先には④(スイ目線)

思えばこんなに自分本位じゃないセックスは初めてだ。
記憶を失った彼女を無理矢理抱いたことが相当堪えていたらしい。気持ちが通じ合わない行為なんてもうオレにはできそうになかった。
軽いキスを繰り返しながら、ゆっくりとしたストロークを繰り返していると、浅い息次ぎの合間にサキが引きつった微笑みを見せながら言う。
「……私、もう大丈夫だよ。スイさんのほうが辛そうで心配。好きに動いていいよ。」
「本当に?」
「うん。だから、…今は私のことだけ考えて。お願い…。」
「わかった…。ごめんな。」
目の前の光景に集中していると、徐々に彼女の声に艶が混ざり、媚肉が絡みついて、強い射精感を感じて声を掛ける。
「サキ…っ、お腹に掛けていい?」
「スイさ…っ! やっぱり…、このまま…っ! んっ! 中に…っ!」
「…駄目だって…っ!」
「…欲しいのっ! んーっ。 すいさんの…、赤ちゃん…っ!」
「サキ…!………わかった…っ。出すよ、このまま…奥に…っ!」
「んーーっ!」
「サキ…! ……孕め…っ‼」
その瞬間は本当にそう思いながら、彼女の奥の奥までたっぷりと融合しない子種を注ぎ込んだ。

