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続・飼っていたペットに飼われています。
第42章 だから俺は言ったんだ①(サキ目線)

ようやくパーキングエリアに入り、車を止められる場所を探す列の中から窓を覗くと女子トイレの前にはものすごい行列ができていた。
「どうしよう…、あんなに我慢できないかも…。」
「だよなぁ。うーん…。」
「スイ、何とかして?」
「何とかって…。まあ、いいよ。」
ふざけて甘えた私に対して、こちらを向いて微笑み返すスイの纏う空気がピリッと変わったような気がするのを感じた。
「じゃあ、飲ませて?」
「…え?」
「飲みたい。サキのおしっこ。」
「…………冗談、でしょ?」
彼の目に熱が宿っている気がして慌てて目を背ける。
「サキ、いいじゃん? カーテン締めるから後ろ行って下着だけ脱いで? 良かったね、こっちにしておいて。」
この車はいつものスイのじゃなくて、普段自分が使っているメンバーの送迎用の車だから広さも目張りもしっかり確保している。もし、スイが長時間の運転で辛くなったら交代して後ろで寝てもらえばいいかと思ってこれにしたのに。
「やだ……っ! 無理言わないで、スイ…!」
「大丈夫だよ、一滴も零さないから。ほら、早くしないと漏らししちゃうよ?」
骨ばった手が伸びてきてお腹をひと撫でしたあと、グッと急かすように押し潰される。
「…スイ! やめて…! ほ、本当に…。」
「あ、ちょうど目立たない所空いた。待ってね、止めるから。」
一発で車を駐車してサイドブレーキを引き、こちらに体ごと向き直る彼が怖くなった。
「どうしよう…、あんなに我慢できないかも…。」
「だよなぁ。うーん…。」
「スイ、何とかして?」
「何とかって…。まあ、いいよ。」
ふざけて甘えた私に対して、こちらを向いて微笑み返すスイの纏う空気がピリッと変わったような気がするのを感じた。
「じゃあ、飲ませて?」
「…え?」
「飲みたい。サキのおしっこ。」
「…………冗談、でしょ?」
彼の目に熱が宿っている気がして慌てて目を背ける。
「サキ、いいじゃん? カーテン締めるから後ろ行って下着だけ脱いで? 良かったね、こっちにしておいて。」
この車はいつものスイのじゃなくて、普段自分が使っているメンバーの送迎用の車だから広さも目張りもしっかり確保している。もし、スイが長時間の運転で辛くなったら交代して後ろで寝てもらえばいいかと思ってこれにしたのに。
「やだ……っ! 無理言わないで、スイ…!」
「大丈夫だよ、一滴も零さないから。ほら、早くしないと漏らししちゃうよ?」
骨ばった手が伸びてきてお腹をひと撫でしたあと、グッと急かすように押し潰される。
「…スイ! やめて…! ほ、本当に…。」
「あ、ちょうど目立たない所空いた。待ってね、止めるから。」
一発で車を駐車してサイドブレーキを引き、こちらに体ごと向き直る彼が怖くなった。

