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続・飼っていたペットに飼われています。
第42章 だから俺は言ったんだ①(サキ目線)
 そのまま私のシートベルトを外そうと顔が近づいて来たとき思わず体をビクッと震わせてしまう。
「……怖い?」
 こくこくと俯いたまま素早く頷いた。
「何で? ほら、ちゃんと見て? 俺だよ?」
「…でもっ! こんなの普通じゃない。いつものスイじゃない。こんなスイは嫌っ。キライ…っ。」
「………はぁ。……嘘だよ。だから泣くな。」
 スイが深く溜息を吐いたあと、優しく頭を撫でてくれて嫌な空気が終わりようやくホッとする。
「ひどい…! 本気にしたよ!」
「ごめんって。サキの誕生日なのにこんな泣かせるようなこと本気でするわけないだろ。ほら、ビックリしておしっこ行きたいの止まったでしょ? 今のうちに並んでおいで。」
「あ、本当だ! すごい! スイ、ありがとう。行ってくるね!」
「……行ってらっしゃい。気をつけて。」
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