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続・飼っていたペットに飼われています。
第7章 彼らの未来は私のおっぱいにかかっている。②(サキ目線)
 凍ってる空気に1人だけ気づいていない安田さんの暴走を止め、遂にあの男が静かに声を発する。
「…どういうこと? サキ、説明して?」
 いまお世話になってる安田さんにスイとの関係を知られたら困ると、胸元に揺れるスイからもらった三日月のペンダントを握りしめながら必死に訴える。
「あの…、スイ、さん。その話は後ほどでお願いできませんか? …どうか、どうかお願いしますっ。」
 心の中の『後でどんなお仕置きでも受けますから!』という願いが通じたのか、スイは黙って溜息をついた。
「あらぁ? 何か私余計なこと言っちゃったかしら? まあ、もうこんな時間! じゃあサキちゃん明日は同じ時間にNテレの前で待ち合わせね。必ず今日教えたメイクと服装で! それでは皆さんご機嫌よう〜。」
 こうして安田さんが嵐のように去っていったあと、ヤスさんが私に問いかける。
「サキちゃん大丈夫? さっきの話本当なの?」
「……胸を、強調したことで、皆さんにお話を聞いてもらえたことは本当だと思います。でも、どんなきっかけであれDEEP BLUEに興味を持ってもらえることが大事だって思ったんです。」
 もうスイに嘘はつきたくなくて正直に話す。
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