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続・飼っていたペットに飼われています。
第12章 彼らと私の初収録。③【サキ目線】
 ヘアメイクを終え、怒っていると聞いていた長谷川さんに謝りに行くと思っていたより上機嫌で安心した。
 そのままメンバーに説明する暇もなく本番前の挨拶で対面することになった。
「はい、というわけでアシスタント代理の清宮サキさんでーす。」
「皆様、この度はうちのタレントがご迷惑をお掛けして大変申し訳ありませんでした! 良い収録が出来るよう頑張りますので何卒よろしくお願い致します!」
 落ちそうになるぴょんと立った耳を押さえながら深々とお辞儀をする。
「いいのいいのサキちゃーん! ロッカーって気難しいとこあるからさ、天才の証拠! 本番頑張ってくれればいいからぁ。」
 そう優しく許してくれた長谷川さんにお尻を撫でられている感触と、スイの静かな怒りを感じるけどもうどうしようもない。怒りたいのはこっちだ。
 舞台袖でスタンバイに入る僅かな合間を見て、唖然としたままの3人のメンバーと怒った顔のボーカルに小さく告げる。
「馬鹿! 皆さんしっかりしてください! 本番笑顔で絶対成功させましょう。 ほら、拳出して! 小声でいきますよ? せーの。」
「「「おっぱい。」」」
「よし! 頑張りましょう! 出て!」
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