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続・飼っていたペットに飼われています。
第14章 彼は兎と戯れる。②(サキ目線)
 長谷川さんに提示された必須条件を聞いて1度事務所に持ち帰り、スイを隅っこに呼び出して小声で相談してみる。
「…だからね? そのアシスタント役のバニーちゃんをどうしても…私がやらないとダメだって言うんだけど…。」
 しゃがみこんだ体制のまま、そんなの許してくれないよね? という目でチラリと彼を見ると意外なことに、
「…いいよ?」
 と帰ってきたのでビックリしてしまった。
「…え? ええっ? あの…、"犬"にはなれないよ?」
「その衣装これからはサキが自分で管理する訳でしょ? …こんなに我慢してる優しい俺のところに、たまには"兎さん"癒やしにきてくれるだよね?」
 ひいっ! あの前回2回ルール全然守ってくれなかったやつー!
 でも、背に腹は変えられない…。
「お…お休みの前の日なら、たまにくる…かも? かも、ね?」
「よし。まあ、来なかったら無理やり迎えにいくから。」
「わかりました…。」

 無事許可が取れたところでメンバーのみんなにも相談してみる。
「…という訳でレギュラー頂けそうなんですが、毎回違うアーティストさんの曲を演奏することになる訳なので、1回の収録で4曲くらい弾かないといけないんです。厳しいですか?」
「余裕だよ〜。」
 とリョウさんが真っ先に返事をしてくれたあと、
「まあ、うちはみんな1回聞けばだいたいできるからね。」
 とコウヘイさんが教えてくれる。
「すごい! 皆さん意外とすごかったんですね!」
「「「意外は余計だよ!」」」
「あ…、すみません。」
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