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続・飼っていたペットに飼われています。
第16章 大人になった君と狂った歯車。①(スイ目線)

サキの中でDEEP BLUEの存在が日増しに大きくなり、世間からの認知度も増える一方で、俺達の関係はギクシャクするようになってしまった。
増える仕事の打ち上げや深夜接待が続き、家に帰るとソファに倒れ込んでそのまま寝てしまう彼女を、そっとベッドまで運ぶ日が続く。
また、あまり強くない酒を勧められるがままに飲み、扉を開けて出迎えるとフラフラの状態で俺に抱きついてくる姿も痛々しかった。
時々体を重ねてもどこかすれ違っていて、もう前のようには通じ合えない。
しかし、俺のために頑張ってくれている姿を知っているからこそ何も言えず、ストレスは限界を迎えていた。
そして、いよいよ決定的な出来事が起こってしまう。
増える仕事の打ち上げや深夜接待が続き、家に帰るとソファに倒れ込んでそのまま寝てしまう彼女を、そっとベッドまで運ぶ日が続く。
また、あまり強くない酒を勧められるがままに飲み、扉を開けて出迎えるとフラフラの状態で俺に抱きついてくる姿も痛々しかった。
時々体を重ねてもどこかすれ違っていて、もう前のようには通じ合えない。
しかし、俺のために頑張ってくれている姿を知っているからこそ何も言えず、ストレスは限界を迎えていた。
そして、いよいよ決定的な出来事が起こってしまう。

