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続・飼っていたペットに飼われています。
第16章 大人になった君と狂った歯車。①(スイ目線)

ーーパン、パン!
「ストップ、ストップ。ちょっと2人とも落ち着いて。良くない方向に行ってるよ。」
ヤスが手を叩いて流れを止める。
「俺はスイの気持ちも、サキちゃんの気持ちもわかるよ。」
とリョウ。
「確かにスイはちょっと自分勝手だし、サキちゃんは無理して頑張りすぎだ。」
コウヘイが言い、黙って聞いていた代表の裕美がこう纏めた。
「ごめんなさい。私達も2人に甘えすぎていたわ。スイくんが良い曲を作って歌ってくれなかったら今のDEEP BLUEはいないし、サキちゃんが頑張ってお仕事を取ってきてくれなかったら、ここまで上がってはこれなかった。ちょっと…、急ぎすぎちゃったのね。しばらくは今入っているお仕事だけに絞って、少しゆっくり行きましょう。現場の同行も私が行くわ。」
サキはしばらく事務所に寝泊まりすると言い、しばらく顔を合わせない日々が始まった。
「ストップ、ストップ。ちょっと2人とも落ち着いて。良くない方向に行ってるよ。」
ヤスが手を叩いて流れを止める。
「俺はスイの気持ちも、サキちゃんの気持ちもわかるよ。」
とリョウ。
「確かにスイはちょっと自分勝手だし、サキちゃんは無理して頑張りすぎだ。」
コウヘイが言い、黙って聞いていた代表の裕美がこう纏めた。
「ごめんなさい。私達も2人に甘えすぎていたわ。スイくんが良い曲を作って歌ってくれなかったら今のDEEP BLUEはいないし、サキちゃんが頑張ってお仕事を取ってきてくれなかったら、ここまで上がってはこれなかった。ちょっと…、急ぎすぎちゃったのね。しばらくは今入っているお仕事だけに絞って、少しゆっくり行きましょう。現場の同行も私が行くわ。」
サキはしばらく事務所に寝泊まりすると言い、しばらく顔を合わせない日々が始まった。

